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〜自然体の空間〜
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‡‡‡結目‡‡‡

一つ下の彼と出会って六年目になった。訳あり二人だったが彼はこの世の中どこを探してもいないほどの美男である。横に歩いていると誇らしくなる!魅力を感じて好意を先に抱いたのは私。彼は、当時記事を書くバンキシャだった。厳しいメツキでパソの画面と睨めっこの日々。いつもその横顔を見て心は騒いだ。付き合い始めて二年か三年目くらいに彼の父親が不慮の事故でこの世を去った。とても哀しい出来事だった。「今度父親に会ってくれ」と言われた頃だった。私には実の父親は健在でいろんな話しをする。彼ももっと父親に生きて自分を見てもらいたかったろうな?会葬当時を振り返ると彼は平常心で喪主をつとめていた。その後、私は会ったこともない彼の父親と出会えた。オレンジ色の光りの中に魂が残っていた。お墓もよく彼と出掛けた。会えなかっかたことに悔いは残る。前世と来世に結目があれば彼も父親に会えるだろうな。いつかは私たちも行く来世、必ずそこで、笑顔で三人で会えると信じている。



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‡‡‡青空‡‡‡

それは真冬の青空の日だった☆商店街をご主人さまと歩く犬。しろい毛に前足に黒いブチが特徴だ。ご主人さまは団塊の世代の人☆娘が世話していた犬で、娘は嫁いでしまったため代わりに散歩が日課になったようだ。ある日、ご主人は散歩のついでに商店街の行きつけの床屋にはいった☆犬は玄関先のオブジェの横につながれ尻尾を振りご主人が店の中に消えるのを見送った。寒さの緩む気持ちいい青空の下、犬は眠りご主人さまを待った☆店の中では、嫁いだ娘の話しで笑顔がみえていた。店主が寒い外にいる犬に気がついたころに雪が舞い始めた。店主はその犬が子犬のときから知っていた。幼いころの娘と共に店の前を散歩で通るのをいつも見てきたからだ。
☆あれから何年経ったか、店主も懐かしんでいた。歳老いていく犬をみて、また店主も鏡に写る姿に老いを感じたようだ☆時間(とき)の流れをいたずらと微笑んでみえた〜


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‡‡‡空電‡‡‡

現代は[デジタル]の時代。しかし、ネットやPCの向こうの相手は人間の心がある。すなわち[アナログ]☆人と人はきっとどこかでつながっている。


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